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2016年9月14日 (水)

余命1年の癌を克服した石川利広さん

20160914

「お医者さんから見放された末期癌患者さんが助かっている」という情報が、最近増えてきていますが。。。

余命宣告された後、奇跡的に回復し、お元気で生きてらっしゃる(元)末期癌だった方を、私も何人か知っています。

トップの写真の石川利広さん(お若く見えますが、68歳)もその一人です。

今回は、石川さんと奥様のご快諾を得て、石川さんの奇跡体験を記事に書かせていただけることになりました。

以下、「経緯」から、「奇跡的回復の要因」、「癌になって良かったこと」など、項目ごとに見出しを付けて、書かせていただきますね。

<癌発見~奇跡の治癒までの経緯>

2015年2月 胆のう癌発覚。余命1年という宣告を受ける。
        その後4月まで約2か月間入院。
        胆のうに人工的な管を入れる。

2015年4月 延命のため、免疫療法と抗がん剤を開始。

2015年6月 副作用のため、抗がん剤は3回行った後、キャンセル。
        (免疫療法は、1年弱継続し、12回行った。)

2015年8月 癌を克服した杉山貴之さん主催のメッセンジャー・チームで、
        ホノルルマラソン出場を決意。練習を始める。

2015年12月 奥様と娘さん3人で、ホノルルマラソンに出場。

2016年4月  胆のうにあった、腫瘍の痕跡がCT画像から消失

2016年9月現在 現役で美容師をしながら、次回ホノルルマラソンに向け練習中。

<ご本人が感じている癌になった原因と、本当は優しく正直なお人柄>

「癌が発覚した時は、これまで好き勝手やってきて、罰が当たったんだと思った。」

そうおっしゃる石川さん。

「よく、真面目な人ほどストレスが溜まり、癌になるって言うけど。。。、僕みたいに自由奔放な人間でも、癌になるんだから、誰でも、癌になる可能性はあると思うんだよね。それに、結局、遊びすぎもストレスになるんだよね。」とのこと。

ちなみに、石川さんは、長年、美容室経営者として、愚痴もこぼさず真面目に働き続けてきた方で、賭け事などやって遊んでいたわけではありませんが。。。

なんと現在の奥様は4人目で、過去の奥様との間のお子さんも合わせて5人の娘さんがいらっしゃいます。

でも、その娘さん達全員から好かれ、今でも交流があり、還暦の時は、過去の3人の奥様と現在の奥様、娘さん5人全員で集まってお祝いしたそうです!

欧米では、時々聞くような話ですが、日本人では珍しいケースですよね!

そうやって人に好かれる石川さんの秘密を、現在の奥様は、以下のようにおっしゃっています。

「主人は、嘘をついたり、ごまかしたりしない性格で、その時その時をすごく正直に生きてるんですよ。たとえ、針のむしろになろうとも、自分を正当化したり、言い訳したりもせずに、どう思われても、それを受け入れて真剣に生きてるんです。」

「子供たち全員が、お父さんを好きというのも、以前の奥さん達全員が自分の娘さんにお父さんの悪口を言っていないということですよね。」

「だから、以前の奥様方も素晴らしい人たちだと思います。」

うーん、これまた素晴らしい現在の奥様ですね!

奥様は、最初にご主人の癌宣告を受けた時には、「なんで夫婦仲の良い私達に、こんなことが起こるの?」と、大きなショックだったと涙ながらに語ってくださいました。

そんな素晴らしい人たちに愛される石川さんは、確かに、聖人君子ではない(本人談)かもしれませんが、「愛のある人」なんだと思います。

以前の記事にも、時々書いてますが、「正しい人」であるより、「愛のある人」である方が、ずっと大切だと思います。

 <ご本人と奥様が感じる、奇跡的回復の要因>

ご本人: 
「1年後に控えた、5人目の娘の成人式で、髪を結ってあげるまでは生きていたい。」
余命宣告を受けて、まず、第一に、そんな思いが、強く浮かんだそうです。
(そのための延命措置として、副作用を覚悟で、前述の抗がん剤も試されたそうです。)

その後、杉浦貴之さん主催のメッセンジャー仲間や、交流磁気療法の(有)ユーユーさん(愛知県豊田市)との出会いなど、素晴らしい人たちに出会えたこと、ご家族の献身的な支え、ホノルルマラソン出場の目標など、多くの人に支えられ、死への恐怖や、未練や、いろいろな執着が消えていったことが、大きいのではないかとのことです。

そして、いつの間にか「自分で作った病気だから、自分で治す!」と決心したことも大きな要因だと思われるそうです。

奥様:
「主人は、何でも素直に受け取り、前向きな人なんです。
だから、人のアドバイスを素直に受け、それを人任せにせず、自分から実行したり、また素晴らしい仲間にも出会えて、精神的にも支えられ、学べたことが大きかったです。」とのことでした。

<体力回復のために続けていること>

食事: 玄米菜食(ちりめんじゃこなどの小魚含む、時々「さんま」などの魚も。)
  ※玄米の炊き方: 奥様が試行錯誤の末に選んだのは、「浸水して発芽させ、乳酸菌が発生した浸け水ごと炊く。」だそうです。玄米菌、乳酸菌など有用菌が体を免疫力をUPしてくれそうですね!

栄養補助食品: 無添加の玄米酵素(FBRA)を多めに摂取。

その他: デトックスドーム(スマーティー)、交流磁気シャワーに週2回通う。
      足つぼマッサージに週1回通う。
      毎日、足裏マッサージ機で、マッサージ。
      毎日、寝る前に、保温米ぬか袋でお腹を温める。
      朝晩1時間ずつのウォーキングやジョギング。
      (ホノルルマラソンの練習を兼ねる。)

<癌になって良かったこと>

「癌になって良かったことは?」という私からの突飛な質問にも、石川さんは以下のような感動的な言葉で答えてくださいました。

「やっぱり、人生を本気で振り返ることができたことだね。そしたら、すべての人、これまでのすべての出来事に感謝の気持ちが湧いてきたんだよ。考えてみれば、うれし涙の多い人生だったなと思ってね。それに、以前と比べて、子供や、若い人にも、上下関係でなく対等に付き合うようになったし、たとえば、“痛み”を感じても、“今、生きているから痛いと感じられるんだ!”と、喜びがある。」とのことです。

「感謝」と「喜び」、それが奇跡を起こした一番の要因なんじゃないかと、私は感じています。

<現在ご病気の人へのメッセージ>

治療方法は自分で決めること。人任せにせず、いろいろ自分で情報を集め勉強し、自分が納得したこと、そして継続していけることをやっていくこと。」

「また一人で悩まず、同じ病気の人たち(特に、元気になった人たち)に会って話を聞くことも大切。」とのことでした。

そして「僕みたいに聖人君子じゃなくても、こうして助けてもらえることがあるんだから、自分なんてダメだとあきらめないで!」とのことですよ。

<今後の目標>

上記のように、奇跡の回復を遂げ、みんなに感動と元気を分けてくださっている石川さんですが、「今後の目標は?」とお聞きすると。。。

「今は、人の希望になるために生きなきゃという気持ちだね。でも、特別なことをしようというんじゃなくて、家族と仲良く、今の仕事も元気に続け、その姿を見て、元気になってくれる人がいたら嬉しい。」

とのことでした。

本当に、これから石川さんが、ますますお元気に楽しく過ごされてる姿を拝見したら、それだけで、私も元気をもらえそうです!

石川さん、奥様、出会ってくださってありがとうございます!
そして、素敵なお話を聞かせていただき感謝しています!

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