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2013年8月27日 (火)

淡々とコツコツと普通でいること。

20130827
いつも座禅会でお世話になっている林泉寺さん(愛知県碧南市)では、座禅と作務の後、ご住職のお母様と奥様がお茶を淹れてくださるのですが、先日は、たまたま、お二人とも、お留守でいらっしゃいませんでした。

前日から、ご家族で、お母様の喜寿のお祝いに出かけられていたところ、ご住職だけ、お一人で先に帰って来られたのだそうです。

ご住職も大変ですが、ご家族も、ご住職が先に帰ってしまって寂しいことでしょう。

めったに無いご家族のお祝いなので、座禅会は、一回くらいお休みにしてしまっても、誰も文句は言わないのでしょうが、毎週毎週、雨の日も風の日も、お休みなく開かれています。

しかも、その日は、参加者も20人近いところ、茶話会も取りやめず、ご住職が一人でお茶を淹れようとなさっていました。

これを傍から見て、「仕事だから。」と言うのは簡単ですが。。。

普通の仕事と違って、座禅会は、誰からも強制されず、参加費も無料のボランティアサービスみたいなものです。

お葬式などの緊急事態でもありません。

この時代、同じ宗派のお寺でも、座禅会を毎週末2日間も、無料でやっている所は、そんなに多くはないようです。

それでも、毎週欠かさず、何年も何年も続けてるって、すごいことですね。

そんなご住職も、子供の頃は、お友達に「坊主丸儲け!」とか言われて、「お坊さんは、ラクしてお金儲けしてる」と思われて、とても嫌だったのだそうです。

(世の中には、そういうお寺も無いとは言い切れませんが。。。)

上司から監視されることの少ない仕事って、ズルしようと思えば出来てしまうので、そんな環境の下でも、ズルせず、淡々とコツコツとやっていくのって、そう簡単なことではないと思います。

しかも、ただ生真面目に続けるというのではなく、肩の力を抜いて楽しく続けるのって、なかなか誰もが出来ることではないですね。

結局、この日の茶話会の時は、常連の女性参加者でお茶を出すのをお手伝いさせていただいたんですが、それも、気楽に受け入れてくださって、こちらも「差し出がましいことをしてないか?」と不安にならずに、すみました。
(通常、主催なさってる方が、人間的に素晴らしい方だと、お手伝いしたい人が多いので、逆にお手伝いするのは遠慮した方がいいかな?ということも多いですよね? でも、茶話会では、そういう空気が全然なくて、欧米的な気楽さでお手伝いできました。)

ご住職は、「今でも、自分も、毎回、座禅に集中できているわけではない。」とか「今日は、こんな雑念が。。。」とか、おっしゃって笑わせてくれてますが。。。

ただ座禅の達人にさえなればいいということではないんだなぁ~と思います。

私は、もともと、座禅の達人になるのが目的じゃない不真面目参加なのですが、こうして座禅以外で学ぶところが多いので、参加していて良かったなぁと思います。

日々の仕事を、長い間、淡々とコツコツこなし、いつも自然体でユーモアも忘れずに、奢らず普通に過ごすことって、簡単なようで、普通の人には、なかなか真似の出来ないことだと思いました。

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