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2012年8月16日 (木)

マイナス感情との上手なお付き合い

20120816

※昨日の「いちじくミルク」の記事の続きです。

突然ですが、お天気のいい日の通勤電車の中で、「このまま、どこかに出かけてしまいたい!」と思ったことはないですか?

20120815

昨日の記事の写真の絵本『ゆくえふめいのミルクやさん』(ロジャー・デュボアザン作 童話館出版)に登場するミルクやさんは、そう思って、それを実行してしまいます。

同じことの繰り返しの毎日に嫌気がさして、ある日突然、ミルクを配達する家の前で止まらずに、どんどんと山の中に行ってしまい、数日間、気の向くままに思いっきり自由に過ごすんです。

その後、ミルクやさんは、いつもの平凡な毎日が懐かしくなって、街に戻るんですが。。。

昨日の庭先のいちじくの話にしてもそうですが、普段あたり前のことって、失ってみないと価値が見えなくなってしまいます

でも、「飽きる」っていうことが全く無くて、常に現状維持で満足だと、きっと向上心も湧かないでしょう。
だから、「変化を求める」という性質は、生命存続や進歩という意味で、人間の遺伝子に元々組み込まれているのかもしれません。

そしてそれ以外の一見マイナスに思える心の動きも同じで、生物的にある程度必要なものかもしれませんね。

(現実と関係なく、常に幸福感を感じる多幸症という病気もあるそうで、そうなると、生きていくために最低必要な行動にも支障が出たりするみたいです。)

だから、そういうマイナスに見える性質や感情も、「人間に自然に備わっている当たり前のものだ」と受け入れて、そのマイナスの性質が出てきた時に、それと上手に付き合ってあげることが大切なんでしょう。

(ティク・ナット・ハン禅僧も、「怒りが湧いたら、子供の面倒を見るようにその怒りの面倒をみてあげなさい。」というようなことをおっしゃってます。→なぜ自分を大切にしないといけないか?

あるのに無いふりして、ものすごく抑圧してしまうと、いつか爆発するか、病気になるかどっちかじゃないでしょうか? それは、もう物理的な法則そのままですね。

高速道路で、遠くまで行く時に、眠くても疲れても、そうじゃないふりして、自分はもっと体力があるはずだと過信して、休憩を取らなかったら、関係ない人まで巻き込んで事故を起こしてしまうかもしれません
途中で、何度かドライブインに寄るのも、ドライバーの義務です。

「まだまだ疲れていない」と思っても、疲れる前に、時々、自分の素直な欲求を適度に満たしてあげるような気分転換をしたり、休憩を取るのは、決して無駄なことではなくて、むしろ「肉体を持った私たちに課せられた義務」だと思ってもいいのかもしれませんね。

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