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2012年3月19日 (月)

幸せな仕事の選び方

20120319

「仕事は、選ぶものでなく仕事の方から呼ばれるものだ。」と言われます。

確かに、そうなんですが、心に何かの不安や恐れがあると、本当に呼ばれてるものには気づかずに、表面的な呼びかけに無理に応えてしまうこともあるかもしれません。

先日、ある人からこんな話を聞きました。

社会的に認められているある大手企業で働いている知人が、鬱になりかけているというのです。
その人は、仕事で、“ほぼ確実に購入者が損する”とわかっている商品を販売しないといけないのだそうです。(詳細は伏せさせて戴きます。)
それを販売しないと仕事の成績も悪くなるし、仕事を失えば家族を養えないので、心の中で罪悪感や葛藤を抱えているとのことです。

そんな場合、中には「家族の為、生きていく為には、きれいごとばかりではダメだから、気持ちを切り替えて頑張らないといけない」という人もいるかもしれません。
でも、私は、「何でも与えられた仕事に感謝して働かないといけない」と思いすぎないことも、時と場合によっては大切なのではないかと思います。

確かに、家族を大切にすることは、とても大事です。
家族を養ったり、家族の希望を叶えたり、将来に備えて、なるべく多くの収入を得ることも重要かもしれません。

また、多くの男性は、奥さんの希望を叶えるのに十分な収入がないと「自分に甲斐性が無い」と思ってしまったり、多くの子供は、親の期待や希望に応えられないと「自分は親不孝だ」と思い込んで苦しみます

でも、そんな時は、すご~く客観的に、その家族の希望や期待が、“本当の意味で”不可欠で重要なものなのかを冷静に考えた方がいいと思います
たとえば、子供が学校に行くための費用などは、とても大事です。
でも、「もっと旅行や外食に連れて行ってほしい」とか、「もっときれいな家に住みたい」とか「もっと服や宝石を買ってほしい」ということなら、それは本当は、その人の幸せに不可欠な要素ではないんですよね。(ただ、お釈迦様も「女性には宝飾品を与えよ。」とおっしゃってるように、たまには物質的な楽しみで愛情表現することも大切ですが。。。)

それを与える収入がないから、自分を甲斐性が無いとか、親不孝だとか思って苦しまなくてもいいんじゃないかと思います。

(これって、人から見ると当たり前に思えても、渦中に入ってしまうと案外、自分を責めて苦しむ人も多くないですか?)

また、将来の心配をして、備えてばかりで、今の時間をおろそかにするのも、もったいないと思います。(これは、私は、昨年の震災の時に強く感じました。)
誰も、自分の寿命はわからなくて、あと何年生きられるのか保証はないですし、時間は、自分を世の中に役立てるために使わないともったいないと思うんです。

迷った時、今一度、冷静に自分の長所や、世の中に役立てられそうな点を見直し、そこを自分自身で認めてあげることは、自分だけでなく人のためにもなることだと思います
たとえ最初は誰も理解してくれなかったとしても、自分の良い点を世の中に生かす仕事に時間を使うことが大切なんじゃないかと思います。
(人の意見に流されやすい人ほど、人から理解されない状況を引き寄せてしまい、それを乗り越えて正しい道を選ぶという試練が来るかもしれません。。。)

最近読んだ、ティク・ナット・ハン僧侶の著書『あなたに幸福が訪れる禅的生活のこころ』(アスペクト)の中には、以下のように書かれていますが、私には、とても納得できました。

「正しい暮らしかたとは、思いやりと気づきを表現できるような仕事を持つことです。たとえ仕事でたくさん稼げたとしても、それがもし環境や他の人々に破壊をもたらすものであるなら、すぐに自分をいさめるべきです。」(p183) 

「顧客の心や体に害を与えないものしか売ってはいけません。正しい消費、気持ちの込もった消費こそが、社会に生み出されてしまったこの酷い状況から抜け出す唯一の道だということは周知の事実です。誤った消費には命の危険もありえます。もし他者の心や体を破壊するような製品を製造し売っていたら、それは自分自身や自分の会社を破壊していることになります。(中略)同じことが、環境に与える影響についても言えます。」(p184) 

「自分の収入のことばかり考えていれば環境を破壊してしまうし、他の生物への愛がなければそれらに害を与えてしまいます。(中略)命を守るために、暮らしかたを変える勇気を持ちましょう。」(p184) 

「人はいつも葛藤を抱えていますが、常に、自分の目的は何なのかと自問しなくてはなりません。人生の目的とは、幸福になることです。(中略)もし自分が幸せであれば、他の生き物の命を破壊して平気でいられるはずがないのです。私たちは、人類が他の生物種より優れているという考えを改めなければなりません。人類は人類以外の要素から成り立っているのです。(中略)人類以外を保護することは、人類を保護することに他ならないのです。」(p185) 

世の中、完璧に良い物や、完璧に良い企業などは存在しませんが、少なくとも自分が重視している信条にだけは反していない働き方をした方が、健康的なのではないかと思います
もし、自分の信条に合った仕事をするなら、仕事は、ただ大変なだけのものではなくなり、定年なんて関係なく、一生、働き続けることが当たり前で、幸せなのではないかと思います

現在は、職種によって収入が大きく異なるので、収入の多い職種の人ほど世の中でエリートと呼ばれて価値あるように思われがちですが、本来は、たとえば介護士さんや保育士さんが、お医者さんや弁護士さんより価値が低いということもないですし、簡単で誰にでも出来る仕事だということでもありません。

時には、世の中の価値観にとらわれずに、思い切った発想の転換をしてみるのもいいかもしれません。

関連記事 → 誰でも自然に幸せになっていく方法~自分探しのヒント~

         『人にはどれだけのものが必要か』~不況は幸せへの扉~ 

         人生の目的や使命の見つけ方(おすすめ動画付き)

 

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