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2012年1月13日 (金)

『種まきびとのものつくり』~自然と調和した手づくりの暮らし~

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高知の山のてっぺんで、手づくりの自給自足の生活をおくる早川ユミさんの本『種まきびとのものつくり』(アノニマ・スタジオ)を読んでいます。

右サイドバーにリンクのあるブログ『安城ヶ原でお米作り』を書いてるチカちゃんに、おしえてもらった本です。

この本を通して、早川ユミさんの、自然と一体となった“人間らしい”丁寧な暮らしの様子を垣間見せていただくだけで、生きる元気や知恵や平和な気持ちをもらえます

ユミさんのあたたかい言葉に、読む人の心の奥に眠っている人間本来の命の力を活性化してくれるような力がこもっています

すべての人に、ユミさんのような暮らしが出来るわけではないと思いますが、それでも、ユミさんの暮らし方や考え方を知るだけでも、私たちが都会生活で忘れていた大切なことが、きっと思い出せると思います。

本当に、とってもいい本です。

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←早川ユミさんの手書きの文字とイラストで説明された、普段のごはんについてのページ。

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←写真で紹介された味噌の作り方のページ。

この本の中で、ユミさんは、食べ物について、こうおっしゃっています。

「たべものをつくることは、親鳥がひなにえさを運ぶような仕事です。だれかたべるひとのからだを思って、健康を願って、つくる。その仕事は、コンビニ弁当にとってかわれるようなことではありません。だれかがだれかのためにつくるもの。気もちのこもったもの。見た目には、同じたべものでも、たべたとき、ちがうのです。たべものに、なにかがこもっているのです。目に見えないけれど、たしかな、気もちが。(中略)今わたしは、ごはんをつくるとき、たいせつなことは、気もちだな、気もちをこめてつくると、こころにきめています。」
(※『種まきびとのものつくり』絵と文 早川ユミ アノニマ・スタジオ p56~57より引用)

ここでは、食べ物関連のページばかり、ご紹介させていただきましたが、他にも、着るもの、畑仕事、健康法など、暮らすことと生きることについて、たくさんの価値ある情報がつまっています。

ちなみに、ユミさんは、お肉はあまり頻繁には召し上がらないそうですが、ベジタリアンではありません。(このブログはベジ・ブログですが。)

大切に育てた鶏の卵を食べ、最後の最後には、その鶏を食べてしまいます。
ほぼ自給自足という生活の中で、ご自分で大切に育てた鶏を、最後には、ご自分でさばいて召し上がります。人が生きていくことの厳しさや命の重み、そして“命の循環”を、誰より理解された上で、ご家族(特に、以前は、育ちざかりの息子さん)のために、お料理して、ご自分の命をつないでくれることにも感謝して召し上がるのです。

私自身は、鶏を食べませんし、これを読んだベジタリアンの方の中には賛否両論あると思いますが、ユミさんのような方が、そうやって、時に鶏を召し上がることを批判するような気持ちは、私には湧いてきません。

ただ単にベジタリアンでありさえすれば、生き物の命を大切にしているとは言えないとも思うのです。

また、早川ユミさんのエッセイ集『種まきノート』(アニノマ・スタジオ)も、オススメです。

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