« 柚子と干し柿の蒸しケーキ | トップページ | 『梅の花 豊田店』 愛知県豊田市 »

2011年12月19日 (月)

ナガルジュナ・アーユルヴェーディック・センター(インド、ケララ州)

20111219_river_2

今日は、先月末に滞在した、南インド、ケララにあるアーユルヴェーダの施設『Nagarjuna Ayurvedic Centre (ナガルジュナ・アーユルヴェーディック・センター)』について、書かせて頂こうと思います。(やっと。)

滞在中の日記にも、少しだけ書きましたが、このセンターは、お部屋や設備も清潔で快適ですし、ドクターもスタッフの方たちも良い方ばかりなので、インドが初めてという方にもお勧めできる施設だと思います。

インドでのアーユルヴェーダの施設や病院と言っても、設備も料金も本当に様々です。
中には、日本人にとって、衛生面などで心配なところもあると思います。
また、リラックスを目的とするのか、本格的な治療を目的とするのかによっても、選択肢は変わってくると思います。

こちらの施設は、ランクの高い快適な施設ですが、かと言って超高級なリゾート施設というわけではありませんので、ある程度まとまった期間でも割と滞在しやすいかと思います。

今回の私の場合、インドに行く一番の目的が、「おいしくてヘルシーなベジタリアン薬膳料理を習うことでしたので、アーユルヴェーダの施設も、ドクターに薬膳的な食事の講義を受けたり、ヘルシーでおいしい食事がいただけるところで、日本人から見て衛生面でも安心なところを、現地の旅行会社エバーグリーン・トラベルの真美・デービスさんに紹介していただきました。

そうして紹介していただいたのが、この『Nagarjuna Ayurvedic Centre (ナガルジュナ・アーユルヴェーディック・センター)』なのです。

以下、大きく項目ごとに分けて、このセンターをご紹介します。

~設備について~

アーユルヴェーダの施設は、水辺が良いと言われているそうで、こちらの施設も、トップの写真のように、ゆったりと流れる川のほとりに建っています。

敷居内には、緑がたくさんあって、宿泊する部屋のある2階建ての小さい建物が、数棟に分かれて建っています。

20111219_path


←私の部屋のある棟から食堂までは、こんな小道をあるいて2分くらい(?)でした。
 ここを歩くのがとても気持ちよかったです。

20111219_herbgarden

←敷地内の植物は、ほとんどがアーユルヴェーダの施術に使われる薬効のある木やハーブ類です。

私の泊まったお部屋です。リビングと寝室が分かれたスイートになっていて、トイレとシャワーと洗面が一体のバスルームがついています。

20111219_living20111219_bedroom

 多少の広さや、棟の新しさの違いはあれ、基本的には、どのお部屋も同じようなタイプだと思います。
 (大きな液晶テレビのスクリーンがリビングの壁にかかってましたが、私は一度もテレビを見ませんでした。)

施設内で、ワイヤレスでのインターネットの接続も可能です。
ドクターのオフィスや、ヨガセンターのあたりが電波もいいのですが、依頼すると自分の部屋からも繋がるようにしてもらえます。

~診察と治療~

センターに到着すると、まずはドクターの問診と脈診などを受けます。
この時、自分の体質などを教えてもらえますし、質問があれば答えてもらえます。
私の時は、現在のセンターのチーフ・ドクターのManoju先生に診ていただきました。
この時に、Manoju先生は、アーユルヴェーダの概要を、とても分かりやすくまとめてお話して下さいました。

20111219_drmanoju

Manoju先生です。穏やかで、的確な診断をなさいます。

20111219_drkrishnan


←こちらは、別途アーユルヴェーダのプライベート講義をしてくださった前チーフ・ドクターのKrishnan先生
 頭の回転が速く、的確な説明の合間に、ふと上手に生徒を褒めてくれるような先生で、こういう先生に習うと勉強も楽しいです。
 ※講義内容については、こちらをご覧下さい。→ アーユルヴェーダ的正しい食べ方

20111219_drremya

←美人女性ドクターのRemya先生です。

施術は、ドクターの診察と指示に基づいて行われます。

アーユルヴェーダの治療は、あえて一言で言ってしまうと、毒素を出して自然治癒力を増し、健康になるというものです。
ですので、毒素を出すにも、一日や二日で出来るものではないため、本来は21日間受けるのが望ましいようです。
その場合、最初の7日間は、オイルマッサージなどで毒素を出しやすくするための準備をし、次の7日間で、本格的に毒素を出すパンチャカルマという治療をし、最後の7日間に回復期の施術をします

日本ではアーユルヴェーダは医療行為としては認められていませんので、大抵の場合、最初の準備期間に行うようなオイルマッサージを指してアーユルヴェーダのトリートメントと言われることが多いと思います。

私の場合も、今回は、施設に3日間の滞在予定がフライトの遅れで2日間になってしまったほどの超短期のお試し滞在なので、2日間とも、午前中にアビヤンガというオイルマッサージを受け、午後にシロダーラという額にオイルを垂らす施術後、頭のオイルマッサージをしていただきました。
とりあえず健康に問題はないんですが、あえて言えば肩が凝りやすい私にとって、それだけでも十分気持ちよくリラックスできましたが、できることなら、もっとのんびり長期滞在をしてみたいです。

20111219_medicine_herbwaterまた、お薬も出されます
お薬と言っても、化学的な薬品ではなく、天然の植物を発酵させたりして作られた飲み薬や、薬効のあるオイルの塗り薬などです。
私も、肩こりだけとは言え、2日とも、飲み薬が部屋に届けられました。(シルバーの蓋付ワイングラスに入ってます。)
『薬用 養命酒』のような味?
お酒は入ってないそうですし、実際にアルコールに弱い私が飲んでも酔いませんでしたが、まるでお酒が入ってるみたいな強めの味でした。

塗り薬(左の小さい箱の中の小瓶)は、メントールの効いたスーッとするオイルで、確かに肩こり筋肉痛に効く感じ。(タイガーバームのオイル・バージョンみたいな物です。)
化学的な鎮痛成分などは入ってないようです。
これは、オイルマッサージの後にセラピストさんが塗ってくれました。残った分はお持ち帰りできました。

20111219_therapists←私を担当してくれたセラピストさん達です。

額の上をゆーっくり根気よく位置をずらしながらシロダーラをしてくれたRamyaさん(左)と、すごくツボにはまるオイルマッサージをしてくれたDivyaさん(右)でーす。
二人とも美人で可愛いです。

(ちなみに、アーユルヴェーダでは女性には女性のセラピストさん、男性には男性のセラピストさんがつきます。)

ちなみに、セラピストさん達は、アーユルヴェーダの神様、Dhanvantari(ダヌワンタリ)にお祈りをしてからトリートメントを始めるのですが、彼女たちのお祈りの声が透明で歌のようで、聞いていて心地よかったです。

ダヌワンタリ神の絵は、トリートメントルームにも、ドクターのオフィスにも飾られていました。

~食事~

20111219_meal

せっかくなら食事だって、おいしいにこしたことはありませんよね?

こちらの施設では、病状によっては特別食が出されますが、普通食でも、アーユルヴェーダの考えに基づいて調理されたベジタリアン料理が出されます
そして、味もおいしいです!

健康第一のお料理なので、辛すぎず甘すぎず、脂っこくなく、日本人にはちょうどいい味じゃないでしょうか。
日本人の中には、辛い物が苦手な方や、濃い味のスパイス料理に慣れていない方も多いと思いますが、そんな方でも食べやすい味だと思います。

希望すれば、おかわりも自由にできます。

また、追加料金で、フレッシュジュースなどお願いして作ってもらうことも出来るらしいです。
私は、もう出されるものだけで十分満足でしたので、何も追加で頼んでませんが、長期滞在する時など、そういう追加の依頼もできるとありがたいですよね。

また、滞在中は、毎日お部屋に沸かしたハーブウォーターが届けられるので、ミネラルウォーターなどの代わりに、そのハーブウォーターだけ飲みます。(上のお薬の写真に写ってる大きなポットとグラスの中にハーブウォーターが入ってます。)
足りなければ、追加でもらえると思います。

20111219_kitchen←食堂で、いつもお料理を運んでくれたAnieshさん(左)とVinodさん(右)
 他に、Rajeshさんという男性もいましたが、みんな感じ良くて親切でした。
 私は、たまたまVinodさんに給仕してもらう機会が多かったのですが、私に初めて出す食べ物だと、こちらが聞く前に、ちゃんとお料理の名前など教えてくれたり、食材を聞くと、わざわざ持ってきて見せてくれたり、すごく親切でした。

~イベントやクラス~

その他、施設で行われる、参加自由なプログラムもあります。

たとえば。。。

Rekha先生のアーユルヴェーダ・クッキング・クラス

20111219_drrekha

20111219_cookingclass_2

こちらの施設の女性は、会う人会う人、みなさん美人ですね。ご覧のとおりRekha先生も、お美しいです。

Suresh先生のヨガクラス

20111219_mastersuresh_4

※ヨガクラスの様子については、こちらの日記をご覧ください。→インド旅日記4日目

また、ケララの文化など知るための近所への観光などにも参加できるようです。

こうした、この施設の全体的な管理をされてらっしゃるのが、以下のE. Narayananさんと、Manojuさんです。

20111219_mrnarayanan



←センターの窓口ともなってらっしゃるマネージャーのE. Narayananさんです。

このセンターの全体を管理してらっしゃって、頼りになる温かい人柄のマネージャーさんです。

20111219_manager_10


←写真の右側のManojuさんも、E. Narayananさんのもとでセンターの業務をなさっています。

紹介してくださったエバー・グリーン・トラベルの真美・デービスさんは、ご自身も、もともと日本で薬剤師の資格をお持ちで、現地に16年お住いなので、アーユルヴェーダや病院関係にも、お詳しいのですが、そんな真美さんも、こちらのドクターのレベルを高く評価してらっしゃいます。
ですので、高い医療的レベル、快適な設備、そして楽しさなど、全体的なバランスが整った施設だというのが私の感想です。

本当に、私も、もっとゆっくり滞在してみたいです。

尚、ナガルジュナ・アーユルヴェーディック・センターについて、もしご興味ある方は、以下の滞在中の日記でも、宿泊時の様子がご覧いただけます。

インド旅日記3日目 ~アーユルヴェーダ体験1日目~

インド旅日記4日目 ~アーユルヴェーダ体験2日目~

日本語での、予約や問い合わせ先:
エバーグリーン・トラベル (代表:真美・デービスさん)
http://www.egkerala.com/index.php
※問診時などの通訳もしていただけます。

« 柚子と干し柿の蒸しケーキ | トップページ | 『梅の花 豊田店』 愛知県豊田市 »

インド薬膳料理の旅(ケララ州)」カテゴリの記事

体験レポート/日記」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1503757/43435360

この記事へのトラックバック一覧です: ナガルジュナ・アーユルヴェーディック・センター(インド、ケララ州):

« 柚子と干し柿の蒸しケーキ | トップページ | 『梅の花 豊田店』 愛知県豊田市 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ