« インド旅日記5日目 ~コーチン市内観光~ | トップページ | インド旅日記7日目 ~エルシーさんのお料理教室~ »

2011年12月 2日 (金)

インド旅日記6日目 ~ニミー先生のお料理教室~

今日からいよいよ、南インドのお料理を習います。

まずは、ケララを代表する料理家、ニミー先生のお宅で、ランチとディナーの2レッスンをしていただきました。

20111202_nimmy
ニミー先生です。

ニミー先生のお宅は、市内の中心地に近い場所にありますが、広いお庭もあって、インテリアのセンスなども素晴らしく、そのセンスは、そのまま先生の作られるお料理の盛り付けや、テーブルコーディネートにも反映されています。
お料理が、おいしいのはもちろんですが、それだけじゃなくお洒落でセンス抜群なのです。

家庭や、ローカルな食堂で、素朴に食べる南インド料理もいいのですが、二ミー先生の作られるような、おしゃれで上品なお料理の作り方は、とても勉強になります。

「今日は、お天気もいいので、外のキッチンで作りましょう。」ということで、お庭に面した、天井だけある広いキッチンでレッスンしました。
(日本で言うと、広い屋根付き駐車場のようなところが、キッチンになっていると言えばいいでしょうか。)

二ミー先生は「コンロの火のそばは暑いでしょ?」と、気遣ってくださいますが、この季節のケララは、名古屋の蒸し暑い夏に比べたら、天国かと思うくらい快適です。(笑)

先生は、次々と説明しながら、沢山のメニューを作っていきます。
これは、日本でも、お料理に慣れた人がやることでもありますが、インドの人は、とにかく効率よく、最初のを煮ている間に、次のメニュー作り始めたり・・・といった感じで、無駄なく一度に何品も作ります。
コンロは日本でも一般的な2口なので、両方が常に稼働している状態です。

また、日本と大きく違うのは、ココナッツフレークやココナッツミルクを、その場で生のココナッツから作って使うこと。
(ケララには、ココナッツの木がどこにでも生えているので、生のココナッツを普通に利用できるのです。)
フレーク状にしたココナッツを絞って、ココナッツミルクを使う時は、濃い一番搾りのミルクと薄めの二番絞りのミルクも使い分けます

20111202_coconut1 

←フレーク状に削ったココナッツの実と、スパイス類

20111202_coconut2

←生ココナッツのフレークとスパイスをミキサーで、ペースト状にして、お料理に加えることも多いようです。

20111202_spice

そして、スパイス類は、ホールで使うか、その場で石臼などでつぶして使うことが多いです。(あらかじめパウダーにしておくこともあります。)

(やはりこれは、お料理の味や香りに大きな違いを与えます。)

そして、使う量も、日本人から見ると、かなり多く見えます。

インドでのスパイスは、塩や砂糖のように、調理に欠かすことのできない調味料であって、しかも体調に合わせて使い分けたりもする薬のようなものでもあるのです。

ごく一部のものを除き、全てのお料理やお菓子に、なんらかのスパイスが入っていると言ってもいいくらいです
(ここでいうスパイスとは、決して辛いものだけではありません。)

また、こちらでは、にんにくに種類があって、一般的に使われる大き目の粒のにんにくは、日本の物より、香りも辛味もマイルドです。レシピ通りの量を、日本のにんにくで入れてしまうと、失敗する可能性が高いので、注意が必要です。

20111204_pressurepot_2
調理器具に関しては、こちらでは、煮たり蒸したりする場合は、すべて圧力鍋を利用することが多いようです。
ガスを無駄にしないで、早く作るために、どんな柔らかい野菜でも、炒める以外はすべて圧力鍋が使われていました。
多用されるだけあって、日本のものに比べると、シンプルな作りの圧力鍋です。(写真手前)

ちなみに、二ミー先生は、普段はノンベジですが、今回は私のリクエストで、オール・ベジタリアンにしてくださいました。
「お肉やお魚を使えば、すぐに出汁が出てコクが出るところ、野菜だけでコクを出すためには、ひと手間もふた手間も余分にかける必要があるので、ベジタリアン料理の方が実は大変なんです。」とおっしゃるニミー先生。
本当に、その通り、最後の一味追加などの工夫をして、手間をかけて作ってみせてくださいました。

ランチ完成!

20111202_lunch1


20111202_lunch2 

←とーっても、おいしかったです!

夕食のメニューには、バナナの花を使ったコロッケも作ってくださいました。
(バナナの花は、日本では食べられないので、食べたかったものの一つです。リクエストはしてなかったんですが、先生がメニューに入れて下さってました!)

20111202_banana1


←バナナの花

20111202_banana2

←バナナの花をみじん切りにしているところ。
 こちらでは、日本のように、まな板は、あまり使いません。

二ミー先生のお手伝いさんと一緒に、私もコロッケを作らせていただきました。

20111202_banana3

ディナー完成!

20111202_dinner

20111202_dinner1_520111202_dinner2_15

右の写真のパロッタ(パンのようなもの)に添えられた黄色いコルマは、実はものすごく手間がかかっています。

他にデザートもあり、お腹いっぱいになっても、まだ食べたいほど、おいしかったです!

20111202_books_2

←ニミー先生のお料理レシピ本と教室でいただいたレシピ集。

二ミー先生のレシピなので、このブログ記事での詳しいレシピ紹介は控えさせていただきますが、先生のお料理は本当においしいです!
プロの方から素人の方まで、もし南インド料理を習うことを考えてらっしゃる方には、とてもオススメの教室です!

もしも仮に、二ミー先生の味やセンスを、そのまま再現出来たとしたら(←それは無理ですが)、日本でも最高の南インド料理の高級レストランが開けるでしょう!

二ミー先生のお料理教室の日本語での問い合わせ先:

エバーグリーン・トラベル (代表:真美・デービスさん)
http://www.egkerala.com/index.php
※教室は英語で行われますが、希望に応じて日本語の通訳もしていただけます。

※この記事は、日本時間(日付)に合わせて、アップロードしています。

« インド旅日記5日目 ~コーチン市内観光~ | トップページ | インド旅日記7日目 ~エルシーさんのお料理教室~ »

インド薬膳料理の旅(ケララ州)」カテゴリの記事

体験レポート/日記」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1503757/43291193

この記事へのトラックバック一覧です: インド旅日記6日目 ~ニミー先生のお料理教室~:

« インド旅日記5日目 ~コーチン市内観光~ | トップページ | インド旅日記7日目 ~エルシーさんのお料理教室~ »

2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  
無料ブログはココログ