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2011年10月 8日 (土)

ヴィーガン歴12年!CHIKOさんへのインタビュー

20111008

※はじめに

この記事へのアクセスが多いことに気づいたら。。。、Yahooの知恵袋でリンクを貼って紹介してくださった方がいらっしゃったようです。(ありがとうございます。)

この記事でインタビューに答えてくださったCHIKOさんは、心身ともに健康な素敵な女性ですが、人それぞれ体質の違いもありますので、これを読んでくださった方は、くれぐれも無理のないように、ご自分に合った食生活を探求してみてくださいね。

ローフードという点についても、体質によって、取り入れる適正な割合など個人差があるのではないかと思いますので、一度に極端な無理をせず、ご自身の体や専門的な知識を持った方と相談しながら進めてください。

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「ベジタリアンって本当に健康にいいの?」
「女性は、お肉やお魚も食べないと、出産ができなくなる?」
「実際に、長年ヴィーガンを続けている人に会ったことがないから、本当のところが解らない。」
などと、いろいろ疑問をお持ちの方も沢山いらっしゃることと思います。

そこで、かれこれ12年近く、動物性の食品を一切摂っていない完全にヴィーガンの日本人女性にお話を聞いてみました。
NPO法人ベジタリアンフェスティバル実行委員会の代表者CHIKOさんです。

今回は、まずCHIKOさんご自身の経験を、Q&A方式でご紹介し、その後、私が感じたことなどを書かせていただこうと思います。

Q:ヴィーガンになったきっかけは何ですか?

A:当時、獣医という仕事を通して、多くの動物を治療していたんですが、治していたのは、もちろんペットとして大切に飼われている動物たちがほとんどでした。
 そして、当時の私は、お肉やお魚なども、普通の人と同じように食べていたんですが、ある時思ったんです。
 「私は、ペットの動物の命を助けながら、こうやって牛や豚のお肉を食べている。自分が助けた動物の数より、(間接的に)殺した動物の数の方が多いんじゃないか? ペットの命は大事にして、経済動物は傷つけてもいいのか?」
 そう思って、食べるのをやめました。
  そして「動物だけじゃなく魚も生き物だし、ハチミツを採ると蜂にどれだけ影響が?」など、いろいろ考えると、どこで線引きすればいいのか判らなかったので、結局、動物性のものは一切食べるのをやめました。
 また、ある日、革の靴に、お湯がっかってしまって、その時、その靴から動物の匂いがしたんです。
 それで、「ああ、靴になる前は、生きた動物だったんだ。」と思ったら、もう悲しくてたまらなくなり、その靴を土に埋めました。
 それ以来、食べ物だけでなく、身に着けるものや持ち物も全て、動物性のものは使わなくなりました。

Q:ヴィーガンになったことで体調の変化はありましたか?

A:結論から言うと、私の場合は、とても体調が良くなりました。お肉やお魚を食べていた頃は、疲れやすく貧血に悩まされてましたが、ヴィーガンになってからは体力もついて、動物性の鉄分も一切摂ってないのに、貧血まで治ってしまいました。フルマラソンも走れるようになったんですよ!
 また、20代の頃は、生理痛もひどく、経血過多で、おまけに外から触って分かるほどの子宮筋腫ができてしまってたんです。それで、お医者さんにも、「手術しない限り子供は産めないだろう」と言われていました。
 でも、結局は手術せず、出産は無理なんだなぁと思っていました。
  ところが、ヴィーガンになって5年目に、妊娠していることがわかり、検査したら子宮筋腫もなくなっていました。特に治療も何もしていないので、ヴィーガンになったことが結果的によかったんじゃないかと思います。
 翌年、無事に出産でき、同じくヴィーガンで育てた息子は、とても健康で、身長も平均より高いくらいです
 ただ、授乳中だけは、サプリメントで鉄分の補給をしました。

(※私も実際に息子さんにもお会いして、CHIKOさんの言葉通りでしたが、個人差もあるかもしれませんので、ご注意ください。)

Q:ヴィーガンになって、好転反応はありましたか?

A:私の場合は、確か、全然なかったと思います。ただ、徐々に元気になっていったという感じだったと思います。 (※個人差もあると思いますので、ご注意ください。)

Q:栄養バランスなどに気をつけていますか?

A:いえ、それが全然考えてないんです。もともと、健康のためというより、動物のことを考えてヴィーガンになったので、基本的には、動物性のものさえ食べなければ、あとは何でも好きなものを好きなように食べてきました。でも、結果、こんなに健康になったんです。 (※個人差もあると思いますので、ご注意ください。)

Q:現在の、毎日の食事はどんな感じですか?

A:まず朝食は、ミキサーで作った果物や野菜のスムージー(濃い生ジュース)です。これは7~8年前からずっと続けてます。昼食と夕食は、加熱食も食べてますし、動物性のものを食べないという以外は、ただ普通に食べてます

Q:お肌の調子はどうですか? ヴィーガンでコラーゲン不足になりませんか?
 (※ベジタリアンやヴィーガンになって「肌がきれいになった」という人も多い一方で、コラーゲン不足などを心配する人も沢山いるようですが、実際、CHIKOさんの肌は、ハリもあってきれいです。)

A:調子いいです。コラーゲン不足より、紫外線の悪影響の方が大きいんじゃないかと思います。私も、完璧に紫外線対策したりはしてないんですが、紫外線が肌に与える影響は大きいと思います。 (※大豆などには、コラーゲンの元となるプロリンが含まれています。一緒にビタミンCを摂ることでコラーゲン生成が促されます。)

Q:いろいろな健康法の情報が溢れる中で、混乱している方へのメッセージはありますか?

A:大切なのは、与えられた情報をすべて鵜呑みにしたり、一つの健康法だけにこだわらないことじゃないかと思います。
  今まで、いろんな方に出会いましたが、中には、例えば「徹底的にマクロビオティックを実践したのに病気になった」という方もいました。
 なので、「これさえやってれば、あとは何しても大丈夫」という物は無いと思います。それぞれ自分の体をよく観察し、“自分流”の健康法を作り上げていくことが大切だと思います。

Q:現在、放射能の心配もありますが、対策として重要なことはありますか?

A:今回の原発の問題で、食の安全は、土台から崩れてしまいました。世間では、調理法や、オススメ食品など、いろいろな対策が提唱されていますが、放射能に関しては「これだけやれば大丈夫」というものはありません
 もっとも有効な対策は、「できるだけ遠ざかること」だけです。 そして、各自、自己免疫力を上げる努力をすること。免疫力の上げ方も、人それぞれの体質により、変わってくると思います。
 本当に、「これさえやればOK」という、簡単なことはありません。

Q:動物性食品や動物性素材の衣料品などの大量生産は、人間の健康被害や動物の犠牲が増すだけでなく、環境破壊にも繋がるようですが。
 (※これについての理由は、こちらの記事をご参照ください。→ 菜食が環境にやさしい理由)  

A:今、自分の健康のために、ベジタリアンやヴィーガンの食事をしている人は、次は、身に着ける物や日常使用する物から、動物性の物を減らしていかれるといいんじゃないかと思います
 「自分一人だけが減らしても、あんまり変わらない」と思わず、少しでも多くの人が、気をつければ、絶対結果が出てくると思います。自分が環境を破壊すれば、自分や自分の子孫が被害を受けるだけ。結局、全部自分に還ってきてしまいますから。

 

「一つの既成概念にこだわらず、“自分流”が大切」だとCHIKOさんも言われているように、全ての人が、ただCHIKOさんの真似をすればいいというものではないと思います。
また、健康は、食べ物だけで作られるものでもないと思います。

でも「手術をしないと出産はできない」と言われたCHIKOさんが、ヴィーガンになって活動を続けるうちに、いつの間にか、その子宮筋腫が消えてしまったのには、 食べ物の影響は、とても大きいでしょうし、CHIKOさんのお話は、多くの人にとって参考になると思います。

そして、もう一つ見逃せないのは、CHIKOさんが自分の体調不良を抱えながらも、自分のことより動物を助けることの方に意識の焦点が向いていたことです
そのことは、CHIKOさん自身の健康にも、とても大きな影響があったのではないでしょうか。

きっと、人間は、意識を向けたところにエネルギーが注がれ、それによって物事は変化していくんだと思います
自分の病気を心配して、そこに意識を合わせるのでなく、それよりも、他の命(動物の命)を助けることだけを考えて、ヴィーガンになったCHIKOさん。
その時、CHIKOさんの心の中は、動物への愛情でいっぱいで、自分の病気の心配や苦しみが入るスペースが、あんまりなかったのかもしれません。

そんなCHIKOさんは、今、「一人でも多くの子供たちを放射能から守りたい」と“放射能から子どもたちを守る京都・ママ・パパの会”でも、同時に活躍中です。

私も、なかなか足元にも及びませんが、彼女と出会えたこと、とてもとても嬉しく思っています。

※食べ物と体の神秘について、少し極端な例ですが、よろしければ、こちらの記事もご参考にして下さい。
  ↓   ↓   ↓

生命の神秘~食べなくても生きられる人たち4人の実例

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