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2011年6月21日 (火)

『マザーウォーター』 ~行雲流水~

20110621
「行雲流水」
先日、仕事中に電子和英辞典を引いた時、タイプミス(?)で、偶然出てきた言葉です。

綺麗な言葉だったので、今度は国語辞典でも意味を調べてみました。

「空行く雲や流れる水のように、深く物事に執着しないで自然の成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形をもたず、自然に移り変わってよどみがないことのたとえ。」
だそうです。

なんだか、心に響く言葉です。

そして、久しぶりにDVDをレンタルして観た『マザーウォーター』という映画の中に、そんな風に生きてる人たちの姿がありました。

ストーリーは、登場人物たちの普段の暮らしを映し出したもので、何も特別な展開はありません。

でも、そこに流れる、ゆったりした時間と、生活してるのに生活感のない自由な雰囲気に癒されます。

これは、『かもめ食堂』と同じシリーズの作品で(監督さんは別の方だそうです。)、キャストは、小林聡美(セツコ)、小泉今日子(タカコ)、市川実日子(ハツミ)、もたいまさこ(マコト)、加瀬亮(ヤマノハ)・・・と書けば、大体の雰囲気はおわかりでしょう。

そして、映画の中に出てくる、たくさんの「食」に関係するシーンもいいのです。

食や料理がテーマの映画ではないんですが、食べることと生きることは、切っても切り離せないから。。。

マコトさんの揚げる天ぷらの音、ハツミさんが丁寧にお豆腐を作っている姿、ベランダや公園で食べるサンドイッチや夕食。。。

そして、さりげない会話の中に、たくさんの名言も出てきます。
ここで、そのセリフだけ読んでも、ちょっと説教臭い言葉に感じるかもしれませんが、登場人物の口から出ると、いい感じなんです。

こんな言葉です。

ヤマノハ「なんで、こんなこと思うのか。(中略)やっぱりマズイですよ。こんなこと思うなんて。」
セツコ「思ってしまったんだから仕方ないよ。(中略)“ああ、こういうこと思ってしまったんだなぁ”って、シンプルに事実を受け止めればいいのよ。」
 

オトメ「どんなことだって、楽しいと思えばさ、それはそれで本当に楽しくなっていくのさ。」 

オトメ「自分にとって、“ちょうどいい”ところって、なかなか分かるようで分からなかったりするんですよね。」
タカコ「そうですね。(中略)“ちょうどいい”っていうのも、少しずつ変わっていくし。」
 

セツコ「“今自分は誰のために、ここにいるんだろう”って思えばいいのよ。」
    

マコト「あんたが決めていいのよ。自分で決めたことなら、どうなったって面白いから。
   中略
   「どっちに転んだって、なるようになるよ。」
ジン「転ぶのか。」
マコト「まだ、そんなこと言ってんの? いいから、一度転んでみな。」
   中略
   「人は、ぴとぴと進化していくから面白いのよ。流れながら見えてくることもあるしねぇ。」
 

ハツミ「セツコさん、自分がずっとここにいると思いますか?」
セツコ「そりゃ、分からないなぁ。(中略)先のことは分からない。ただ今はここにいる。それで、いいんじゃない?」
 

セツコ 「水は流れているから・・・」

~予告編~

※水の流れる写真がなかったんですが、写真が無いと寂しいので、1か月くらい前に近所の公園で撮った写真を載せました。 (かろうじて雲は写っています。露出をちょっと調整してみたら、トイカメラで撮ったような可愛い写真になりました♪)

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