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2011年5月29日 (日)

菜食が環境にやさしい理由

20110529

私たちが穀物や野菜中心の食生活になることは、自分の健康だけでなく、環境にも良い影響があるようです。

たとえば、今のような状態で、動物性食品が食べられていることで、環境には、以下のような影響が出ているそうなのです。

1.家畜から排出される温室効果ガスの量は、全排出量の約18%にのぼる。 
  ※国連食糧農業機関(FAO)の報告

2.温室効果ガスの排出量を自動車の走行距離に換算すると、1年間で、
  お肉を食べた場合:4758km
   ベジタリアンで卵と乳製品は食べた場合:2427km
  お肉も卵も乳製品も食べない場合:629km   
  ※ドイツ環境経済研究所の研究結果

3.25年間で、中央アメリカの熱帯雨林の38%が食肉生産のための牧草地にするために破壊された。 

4.オーストラリア北東部の熱帯雨林の80%が、すでに牧場化されてしまった。

5.アメリカで生産される穀物の80~95%は、家畜の飼料(穀物、大豆)になる
(その分の穀物や大豆を人間が食べたら、同じ土地の広さで何倍もの人のお腹を満たせます。栄養失調で亡くなる5歳以下の子供は、毎年約660万人だそうです。けれど、実際には、現在の食料をすべての国で平等に分けることが出来たら、飢餓問題はなくなるという報告もあるほど、先進国では、毎日大量の食料が捨てられているので複雑です。最初から廃棄を想定して、無駄な大量生産もされているそうです。)

6.食肉生産に使う化石燃料は、大豆生産の40倍
  食肉生産に使う水は、果物生産の約50倍、ジャガイモや小麦生産の約100倍
 (地球全体で換算すると、現在、地下水が自然に溜まるスピードを超えて、水が使われているそうです。)
  ※3~6: 『フィット・フォー・ライフ』グスコー出版より。(ただし括弧内は他からの情報も含む。)

7.日本人がたくさん食べているエビを、養殖するために東南アジアでは、貴重なマングローブが破壊されている
  ※『日本人の正しい食事』 農山漁村文化協会 より 

もしも多くの人が、お肉などの動物性の食品を、少しでも控えることができたら、その分、地球温暖化問題や飢餓問題の解決に向かうことになります。

そんなこともあって、ポール・マッカートニーは、「週に1回でも、お肉を食べない日を作ろう!」ということで、ミートフリーマンデー(お肉無しの月曜日)を提唱しています。

ミートフリーマンデーは、以前から、カナダのケベック州で導入されていたり、ベルギーのケント市では、木曜日をベジタリアン・デーとして制定している他、近年、導入される都市がどんどん増えているようです。

日本で、普通に生活していると、なかなかこうした情報は少ないのですが、海外では、徐々に、こうした動きが出てきているようです。

ミートフリーマンデーの説明記事(日本語)→日経トレンディネット
公式サイト(英語)→SupportMFM
日本ベジタリアン協会主催のページ→ミートフリーマンデー・ジャパン

「人間の健康と、地球上に棲む生き物の生存の可能性を最も高められることは、人間がベジタリアンになることである。」
と、かのアルバート・アインシュタインも言ったそうです。

私たちみんなが、自分の健康のために、少しでもお肉を控えたら、それは、そのまま地球という星の健康のためにもなるんですね。

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